このような症状はありませんか?
- 歩き方がおかしい
- 歩くのを嫌がる
- 座り方がおかしい
- 頻繁にストレッチしている
- 足を引きずっている など
まだ子犬や子猫の場合は高い所から飛び降りたり落下してしまい、気づかないうちに骨折をしている場合があります。
歩き方がぎこちなかったり、いつもと違う様子を感じたら早めに相談しましょう。
考えられる病気について
骨折
骨折に気づいてあげることが大切です
わんちゃんねこちゃんは人間のように話せるわけではないので、痛みを感じても骨折していてもじっと耐えることがあります。
家の中を歩いている時、お散歩をしている時、ちょっとした異変に気付き早めに病院へ連れて行ってあげることが大切です。
また、骨折をそのまま放置すると、折れた骨が他の部位を傷つけたり、出血や感染症を招き場合によっては命に関わる重症になる恐れもあります。少しでも異変を感じたら病院へ連れて行ってあげましょう。
骨折の主な症状
- 元気がない、じっとしている
- 歩くのを嫌がる
- 足を上げたり引きずって歩く
- 足の頻繁に舐めている
- 足を触ると嫌がる、痛がる
- 足の一部分が腫れている など
骨折の原因
わんちゃん
どの犬種でも当てはまります。子犬の場合は飼主の抱っこから飛び降りて骨折をする場合もあります。
- 犬種
足の細長かったり、スリムな犬種は骨折するリスクが高い - 外傷
交通事故、高い所からの落下 など - 栄養の偏り
ねこちゃん
交通事故や外傷で骨折するケースがほとんどです。
- 外傷
交通事故、高い所からの落下 など - 栄養の偏り
治療法について
- 外科的治療(手術)
- 内科的治療(内服薬)
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼とは?
膝蓋骨(しつがいこつ)とは。ひざのお皿のことで、何らかの原因で本来の位置からずれてしまった状態を膝蓋骨脱臼と言います。
ケガなど外傷が原因で脱臼する場合と、生まれつき脱臼しやすい先天性のわんちゃんねこちゃんの種類もあります。
無治療では、慢性関節炎、前十字靭帯断裂を引き起こす原因となります。
膝蓋骨脱臼の主な症状
- スキップするように歩く
- 歩くのを嫌がる
- 足を引きずって歩く
- 足が曲がっている、伸びない
- 足を触ると嫌がる、痛がる
- 高い所に登らなくなる など
膝蓋骨脱臼の原因
わんちゃん
どの犬種でも発生しうる病気ですが、特に小型犬はほとんどが先天性による発症だと言われています。
- 先天性
遺伝的に脱臼しやすい犬種 - 後天性
交通事故、高い所からの落下 など
ねこちゃん
ねこちゃんの場合ほとんどが先天性と言われています。
- 先天性
遺伝的に脱臼しやすい猫種 - 後天性
交通事故、高い所からの落下 など
治療法について
- 外科的治療(手術)
- 内科的治療(内服薬)
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアとは?
椎間板は、背骨同士をつないでいる骨と骨の間にあるゼリー状の組織で、衝撃を吸収するようなクッションの役割をしています。
その椎間板が何らかの原因で正常な位置からずれてしまい脊髄を圧迫している状態が「椎間板ヘルニア」です。
椎間板ヘルニアの主な症状
- 触られるのを嫌がる
- 首をあまり動かさない
- 歩き方がおかしい
- 階段の昇り降りが出来ない
- ふらついている
- 元気がない
- 食欲不振 など
椎間板ヘルニアの原因
わんちゃん
ダックスフンドやコーギーなど、胴長の犬種に多い傾向がります。
- 高齢
- 遺伝性
- 外傷
交通事故、高い所からの落下 など
ねこちゃん
わんちゃんに比べるとねこちゃんが発症する確率は稀です。
- 肥満
- 高齢
- 外傷
交通事故、高い所からの落下 など
治療法について
- 外科的治療(手術)
- 内科的治療(内服薬)